二つの大日堂―戦災からの「復興」とは
仙台市青葉区一番町、仙台で一番高いビルの側に、柳町大日堂というお堂があります。 郷土史家の故・三原良吉氏が記した縁起によれば、仙台城下町を建設する際の町割り(区画の決定)に使った縄の一部を燃やして埋 続く
佐藤大介による東北の古文書・地域史・郷土史の電子情報館です
仙台市青葉区一番町、仙台で一番高いビルの側に、柳町大日堂というお堂があります。 郷土史家の故・三原良吉氏が記した縁起によれば、仙台城下町を建設する際の町割り(区画の決定)に使った縄の一部を燃やして埋 続く
梅雨明けしてからの仙台は猛暑が続いています。私が約30年前にここで暮らし始めた頃は、夏でも最高気温は30度には届かない、そんな環境でした。街を歩いていると、余りの暑気に、思わず日陰を探して避難します 続く
江戸時代の後期、文化4年7月29日(西暦1807年9月1日)、現在の東北地方を視察する旅を続けていた越後・長岡藩士の長澤茂好は、仙台城下町の南に位置する愛宕山に登り、そこから見た仙台城下町の様子を次 続く
1985年(昭和60)8月12日に起こった日航機墜落事故から、今日は35年目になります。 35年前の私は小学校6年生ですが、その日の記憶はありません。はっきり覚えているのは、連日続いた事故現場の映像 続く
8月9日、いわゆる「対面」と、オンラインでの会合の両方を行った一日となりました。 午前中は、仙台市環境局「たまきさんサロン」を会場としての青葉山古文書の会。慶応3年から明治5年までの解読原稿を公開し 続く
仙台の最大の行事といえば、やはり8月6日から8日にかけての仙台七夕になるのでしょう。本当ならば今日が最終日。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。例年なら人でごった返す仙台のアー 続く
8月5日午後7時30分。寓居の外から突然の轟音。 外に出てみると、打ち上げ花火でした。 急いで外に飛び出し、広瀬川にかかる大橋の上から、立ち止まらないよう呼びかける警官をかいくぐって数枚。川面に写る姿 続く
セミの記事を続けたせいでしょうか。朝、寓居のベランダにセミが止まっていました。青い体色なので、ミンミンゼミでしょう。写真を一枚撮ってさらに近づいたところ羽ばたいて、それを見て慌てふためいた、虫は苦手 続く
2020年8月 2日、東北南部が梅雨明けしたとのことです。それを待っていたかのように、セミの大合唱が始まりました。 仙台藩士・別所万右衛門の記録から「麦刈蝉」、ニイニイゼミなどの初鳴きと夏の訪れにつ 続く
セミの話題から書き始めたから、というわけでもないでしょうが、昨日からにわかにセミの声が賑やかになってきました。新型コロナウイルスの状況下、さらに長梅雨で西日本では豪雨の被害も出ていますが、これからは 続く