3月16日深夜に発生した地震で被災されたみなさまにお見舞い申しあげます。私自身は書棚が昨年2月13日深夜にも地震がありましたが、その後はオミクロン株拡大、さらにロシアのウクライナ侵攻に心を奪われていました。私の中の「3.11」の風化を見透かされたような気がしています。
このような地震の後で懸念されるのが、地域の歴史や記憶に関わる「古い書類」「写真やアルバム」が、ゴミとして処分されることです。その保全を呼びかける活動を、3月18日配信のNHKニュースウェブのサイトで取り上げてもらいました。私のコメントも載っています。
地震で被害受けた古文書や写真などの歴史資料”捨てないで”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220318/k10013539321000.html
「在りし日の町の歴史・記憶」を復元することは、被災した人にとって自らの拠り所を取り戻すことにつながります。11年前に被災した地域では、そうした取り組みが進められています。
「震災前の写真囲み、かつての沿岸部語らう 仙台・メモリアル交流館」(河北新報オンラインニュース2022年3月2日)
https://kahoku.news/articles/20220301khn000036.html
今日からの3連休で、後片付けをされる皆さんも多いことでしょう。「古文書」、「古い書類」、「古い日記や手紙、写真やアルバム」などを見つけた方は、ぜひ以下までご連絡ください。
・宮城歴史資料保全ネットワーク office*miyagi-shiryounet.org *=@
・ふくしま歴史資料保存ネットワーク shiryo-net*ipc.fukushima-u.ac.jp *=@
◎宮城県、福島県以外の場合でも、もよりの地域の関係者と情報共有いたします。