8月5日午後7時30分。寓居の外から突然の轟音。
外に出てみると、打ち上げ花火でした。
急いで外に飛び出し、広瀬川にかかる大橋の上から、立ち止まらないよう呼びかける警官をかいくぐって数枚。川面に写る姿も、きちんと撮れているでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大により、各地の花火大会、また打ち上げ花火を伴う行事が中止となっています。その中で、収束の願いを込めた予告なしでの打ち上げ行事が、宮城県も含め全国で行われることになっています。河北新報5月29日の記事によれば、「悪疫退散」の文字が花火玉に書かれているとも。
仙台市での大きな花火大会といえば、なんといっても仙台七夕の前日夜のそれ。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となりました。本当ならば、開催日は今日8月5日のはずでした。
地球規模の災害ともいえる今の状況は、将来の歴史に残ることは確実です。そう思えば、日々歴史の中を生きている、ともいえます。したがって日々の記録ー写真、SNS、ブログ、などなどーは、みな「災害記録」として、「将来の古文書」としての意味を秘める可能性がある、ということです。
この記事は写真と文章と合わせて、「未来の古文書」にするようなつもりで投稿しています。
参考
花火で「悪疫退散」 いつかどこかで一斉打ち上げ 東北から20業者参加
河北新報ONLINE 2020年5月29日公開記事
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200529_13006.html